青森から函館へ向かう際に利用する人が多い津軽海峡フェリー青森ターミナル。
北海道旅行や帰省、ツーリングなどで利用を検討している方の中には、
- ターミナル内にはどのような設備がある?
- 待合室は快適に過ごせる?
- 売店や食事を購入できる場所はある?
- 駐車場は利用しやすい?
と気になる方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、津軽海峡フェリー青森ターミナルを実際に訪問し、施設の様子や利用前に知っておきたいポイントを取材してきました。
これからフェリーを利用する予定の方は、ぜひ参考にしてください。
津軽海峡フェリー青森ターミナルとは
津軽海峡フェリー青森ターミナルは、青森県青森市と北海道函館市を結ぶ津軽海峡フェリーの発着ターミナルです。北海道新幹線の開業後も、マイカーやバイク、自転車で北海道へ渡る利用者を中心に多くの人が利用しています。
青森市中心部からも比較的アクセスしやすく、北海道旅行やツーリングの出発地点として利用されている施設です。
なお、青森港には青函フェリー株式会社が運営する「青函フェリー青森港フェリーターミナル」も隣接しています。
どちらも函館方面へのフェリーが発着するため混同しやすいですが、本記事で紹介するのは津軽海峡フェリー株式会社の青森ターミナルです。
乗船当日に間違ったターミナルへ向かわないよう、予約したフェリー会社を事前に確認しておきましょう。


ターミナルの外観とアクセス
津軽海峡フェリー青森ターミナルは、青森市沖館エリアのフェリー埠頭にあります。
車のナビや地図アプリを利用すれば比較的スムーズに到着できますが、初めて利用する方は一点注意が必要です。
前述の通り、青森のフェリー埠頭には、「津軽海峡フェリー青森フェリーターミナル」のほかに、青函フェリー株式会社が運営する「青函フェリー青森港フェリーターミナル」も隣接しています。
どちらも函館方面へのフェリーが発着しているため、予約しているフェリー会社を確認せずに向かうと、誤って別のターミナルへ到着してしまう可能性があります。
実際に現地を訪れてみると、初めて利用する方はどちらの建物に向かえばよいのか迷う可能性があると感じました。
一応両ターミナルは徒歩で移動できる距離にありますが、建物や乗船手続きの窓口はもちろん異なりますので、間違えないようご確認ください。
- 津軽海峡フェリーの青森フェリーターミナルは、駐車場から海に向かって左手の奥(スマートチェックインゲートの奥)にある建屋です。
- 一方、青函フェリー青森ターミナルは埠頭入口のファミリーマートと同じ並びにある建屋です。
特に出港時間が迫っている状況で間違いに気付くと慌ててしまうため、出発前に「津軽海峡フェリー」と表示されていることを確認しておくと安心です。


公共交通機関でのアクセス
フェリー利用者向けのお得な定額タクシー
津軽海峡フェリーでは、フェリー乗船者限定で利用できる定額タクシーサービスが用意されています。
青森フェリーターミナルから青森駅西口および新青森駅東口まで、通常のタクシー料金よりも分かりやすい定額料金で移動できます。
主な料金は以下のとおりです。
| 出発点 | タクシー料金(3月~11月) | タクシー料金(12月~2月) |
|---|---|---|
| 青森駅西口 | 1,200 円 | 1,500 円 |
| 新青森駅東口 | 1,200 円 | 1,500 円 |
利用するためには、事前予約と津軽海峡フェリーの乗船券の提示が必要です。
特に大きな荷物を持っている方や、初めて青森を訪れる方にとっては便利なサービスといえるでしょう。
利用条件や料金は変更される場合がありますので、最新情報は津軽海峡フェリー公式サイトをご確認ください。
青森駅から向かう場合は、車でおよそ10~15分程度です。タクシーを利用する際は「津軽海峡フェリーの青森ターミナルまでお願いします」と伝えると間違いがありません。

路線バスを利用する場合の注意点とお得な切符
路線バスを利用する場合は、新青森駅・青森駅から「あおもり シャトル de ルートバス ねぶたん号」でアクセスできます。
青森駅からフェリーターミナルまでの所要時間は約15分です。
ねぶたん号は「青森駅→フェリーターミナル→新青森駅→青森駅」という循環ルートで運行されています。
そのため新青森駅からフェリーターミナルへ向かう場合、一度青森駅を経由する形になります。
利用前に運行ルートや時刻表を確認しておくと安心です。
フェリーターミナルから市内に向かう場合は、新青森駅までのルートであれば、所要時間は約15分ですが、青森駅に向かう場合は約50分もかかるため、こちらも注意が必要です。
青森市からの移動や市内観光に3回以上バスを乗り継ぐことを想定している場合は、下記の1日乗車券、または2日乗車券を購入して利用する方がお得です。
| 一般 | 小学生 | |
| 1回乗車券 | 300円 | 150円 |
| 1日乗車券 | 800円 | 400円 |
| 2日乗車券 | 1,000円 | 500円 |
また、事前に運行ダイヤや降車場所や徒歩ルートを青森市ウェブサイトで確認しておくことをおすすめします。
また、電車やバスで青森駅に向かい、そこからねぶたん号に乗り継ぐ場合、駅改札のある青森駅の東口と西口とでは東西自由通路をはさんでかなり距離があるため、移動に少し時間がかかることも留意点です。
初めて利用する方は、出港時刻ギリギリではなく、余裕を持って到着するスケジュールを組んでおくと安心です。

駐車場の様子
ターミナル周辺には利用者向けの無料駐車場が整備されています。
マイカーで北海道へ渡る利用者も多く、フェリーターミナルらしい広めの駐車スペースが確保されていました。
利用条件や料金は変更される場合があるため、最新情報は公式サイトでも確認しておくと安心です。
繁忙期には利用者が増えるため、時間に余裕を持って到着することをおすすめします。


待合室の様子
ターミナル内には出港までの時間を過ごせる待合室が設けられています。
座席数も十分に用意されており、出港前の待ち時間を落ち着いて過ごせる環境でした。
空調も整備されており、夏や冬でも比較的快適に利用できそうです。
出港時間が近づくと利用者が増えるため、繁忙期は混雑する可能性があります。


売店の様子
ターミナル内には売店「SEAちゃん」が設置されていました。
飲み物やお菓子のほか、りんご関連商品や各種りんごジュース、酒類、南部せんべい等の青森らしいお土産や、津軽海峡フェリーのオリジナルグッズも販売されており、乗船前の買い物にも便利です。
長時間の船旅に備えて軽食や飲み物を購入したい利用者も多いと思われます。ただし、筆者が訪問した際は、お弁当などのしっかりした食事類の取り扱いはほとんど確認できませんでした。乗船前にお弁当を購入したい場合は、フェリー埠頭入口のファミリーマートにて調達するのが良さそうです。
売店「SEAちゃん」の営業時間は2026年7月中旬時点では、8:30~17:00でした。ただし、変更される場合があるため、利用予定の方は公式サイトでの事前確認がおすすめです。






コインロッカーはある?
津軽海峡フェリー公式サイトによると、ターミナル内にはコインロッカーが設置されています。
筆者が訪問した際はうっかり現場確認しそびれてしまったのですが、大きな荷物を持っている場合でも乗船前の時間を身軽に過ごせる便利な設備です。
利用料金や対応サイズなどの詳細は、現地の案内表示または公式サイトをご確認ください。
レストランはある?
現地で確認したところ、ターミナル内にレストランや食堂は見当たりませんでした。
そのため、食事を予定している場合は事前に済ませておくのがおすすめです。
売店は利用できますが、サンドイッチ等の軽いものしか扱いがありませんでした。しっかりとした食事を取りたい方は青森市内で準備してから向かうと安心です。
どうしても乗船前に食事を購入したい場合は、フェリー埠頭の入り口にファミリーマートがありますので、そこで購入することができます。(歩いて5分ほどかかります。)
シャワールームはある?
現地で確認した範囲では、一般利用者向けのシャワールームは見当たりませんでした。
長距離移動やツーリングで利用する方の中にはシャワー設備を探している方もいると思いますが、必要な場合は周辺施設の利用も検討するとよいでしょう。
キッズスペースはある?
現地で確認したところ、専用のキッズスペースは見当たりませんでした。
ただし待合室には座って過ごせるスペースがあり、出港までの時間を家族で過ごすことは可能です。
小さなお子さま連れの場合は、おもちゃや絵本などを持参すると待ち時間を過ごしやすいかもしれません。
利用前に知っておきたいポイント
フェリーは出港時刻が決まっているため、時間に余裕を持って到着することが大切です。
特にゴールデンウィークやお盆、夏休み期間は利用者が増えるため、通常よりも早めの行動をおすすめします。
また、売店や待合室などの設備は利用できますが、レストランやシャワールームは確認できませんでした。
乗船前に必要な準備を済ませておくことで、当日もスムーズに利用できるでしょう。
また、青函フェリーのターミナルが隣接しているため、出発前に予約したフェリー会社を確認しておくことも重要です。
▶青函フェリー青森港フェリーターミナルについての記事はこちら

まとめ
津軽海峡フェリー青森ターミナルは、特にマイカーやバイクで北海道へ渡る方、初めて津軽海峡フェリーを利用する方にとっては、要チェックの施設です。
実際に訪問してみると、待合室や売店などの設備が整っており、初めて利用する方でも安心して利用できる施設だと感じました。
北海道旅行や帰省、ツーリングなどで利用する際は、事前に施設の位置や設備を把握しておくと当日もスムーズです。
これから利用予定の方は、本記事が少しでも参考になれば幸いです。


コメント